水道水(直結)の水質検査 - 株式会社日本分析
Pocket

水道水(直結)の水質検査

増圧給水装置に切り替える場合の水質検査(増圧切替分析)

近年、既存の受水タンク等の設備から増圧給水設備への切り替えが進んでいます。
弊社は厚生労働大臣登録水質検査機関として、増圧給水装置に切り替える際の水質検査を行っています。水質検査項目につきましては水道局管轄によって異なりますので、切り替え工事地域管轄の水道局にご確認ください。

更生工事の履歴のない受水タンク以下装置を給水装置に切り替える場合

試験項目(東京都水道局管轄地域の場合)

味・臭気・色度・濁度の4項目

採水方法

毎分5Lの流量で5分間流して捨て、その後15分間滞留させた水を採取

更生工事の履歴があり、ライニングに使用された塗料・工法及び施工状況が明らかな場合

試験項目

味・臭気・色度・濁度 + 更生工事に使用された塗料から浸出する可能性のある項目

参考 使用した塗料が二液性エポキシ樹脂塗料の試験項目(16項目)
味・臭気・色度・濁度

有機物[全有機炭素(TOC)量]・フェノール類・シアン・エピクロロヒドリン
アミン類・2,4-トルエンジアミン・2,6ートルエンジアミン・ホルムアルデヒド
酢酸ビニル・スチレン・1,2-ブタジエン・1,3-ブタジエン
採水方法

現地にて、水道水を毎分5Lの流量で5分間流して捨て、その後15分間滞留させた水を採取

管内の水をすべて入れ替えた後の水を対照水(ブランク水)として採取

更生工事の履歴があり、ライニングに使用された塗料・工法及び施工状況が確認できない場合

試験項目

浸出基準44項目すべて

採水方法

既設給水管の一部をサンプリング(構造材質基準に基づく浸出性能試験を実施)

※既設給水管のサンプリングが困難な場合

現地にて、水道水を16時間滞留させた水(ライニングされた管路内の水)を採取

管内の水をすべて入れ替えた後の水を対照水(ブランク水)として採取

浸出試験の代表的な水質検査項目については下記よりダウンロードページをご覧ください。

ダウンロードページに資料あります

増圧給水設備の一例
  • テラル製増圧ポンプ

    テラル製増圧ポンプ

  • 川本製増圧ポンプ

    川本製増圧ポンプ

  • エバラ製増圧ポンプ

    エバラ製増圧ポンプ

ページ上部へ戻る