簡易専用水道水の検査・分析

簡易専用水道とは、専用水道以外(水道法第3条第7項)で
他の水道から 供給を受ける水のみ(市町村等の
水道事業体から供給される水のみ)を 水源とする飲料水の
供給施設で、受水槽(タンク)の有効容量が
10m3を超えるものをいいます。

一般的にはビル、マンション、学校、病院等の水道を指します。



簡易専用水道の設置者は、その水道を適切に管理し、その管理について、1年以内ごとに1回、厚生労働大臣の登録を受けた機関による検査を受けなければなりません(水道法第34条の2第2項による)。

水質検査項目・検査頻度

一般的に9項目の検査を行っていれば問題ありません

検 査 区 分 検 査 項 目 検 査 頻 度
望ましい検査として9項目
※項目については施設を管轄する保健所等にお問い合わせください
一般細菌、大腸菌、塩化物イオン、有機物(全有機炭素(TOC)の量、pH値、味、臭気、色、濁度 年1回以上
※年1回は水質検査を行い、安全を確認しましょう。

★各項目の解説・基準値はこちらから「検査項目の内容及び健康への影響について」
サンプリングマニュアル・項目基準一覧表

スタッフからのコメント
執行役(分析測定事業統括本部長) 平 隆道
水質検査も法定検査も、日本分析に是非お任せください。

チェックポイント

スタッフからのコメント
分析課 課長 貝塚 幸子
経験豊富な分析スタッフが、高品質な水質検査をご提供いたします。

該当するビル、マンション等の所有者・管理者の方は、次のような水の適正な管理に努める義務があります。

水槽(受水槽・高置水槽、以下「水槽」という)の清掃

⇒月1回程度(定期的に)

・有害物、汚染等によって水が汚染されるのを防止するために、施設の点検が必要

水質のチェック

・給水栓における水の色、濁り、臭い、味等検査

⇒毎日蛇口での水を検査

・残留塩素の測定(週1回程度)

⇒専用の測定器により検査を行う

給水停止及び関係者の周知

⇒供給水が人の健康を害するおそれがあることを知ったときは、 直ちに給水を停止するとともに、
 その水の使用が危険である旨を 関係者に通報しなければならない(水道法施行規則第55条)

・水質に異常を認めたときは、水質基準のうち必要な項目について水質検査を行う

・水質の異常のほか、事故が発生した場合は速やかに管轄の保健所に連絡し、その指示に従う
 (事故の原因の除去、給水の再開等についても、保健所の指示に従ってください)

登録検査機関の定期検査(立入検査)

⇒1年以内ごとに1回(水道法施行規則第56条)
 【内容】施設の外観検査、受水槽の周辺や内部等の施設検査水槽の清掃に関する記録等書類の整理保存状況など



簡易専用水道の設置者は、その水道を適切に管理し、その管理について、1年以内ごとに1回、厚生労働大臣の登録を受けた機関による検査を受けなければなりません(水道法第34条の2第2項による)。

【チェック!】 水質検査の要点

水槽の清掃は、設置者が自ら行わない場合には、ビル管法(建築物衛生法)」に基づき、知事に登録している清掃業者などに依頼して実施します。もちろん当社への依頼もOKです。
一般的に貯水槽清掃作業報告書には水質検査の結果書が添付されている場合が多いので、毎日の水質チェックとあわせて水の状態を確認されるのがよいでしょう。なお、この水質検査は9項目を行っていれば十分ですが、ビル、マンション等の所有者・管理者の方によっては、夏場の温度が上がる時期に濃度が高くなる消毒副生成物12項目を自主的に行われる方もいらっしゃいます。
いずれにせよ、水道法施行令に伴い、給水契約を結んでいる水道事業者は供給規定に基づく適切な管理・検査受検の指導や、施設への立入、改善の助言・勧告を行うこととなりますので、ビル、マンション等の所有者・管理者の方は水質の管理に十分ご注意ください。


飲料水の主要な検査項目セット(区分)

以下に掲げる検査項目はすべて日本分析(自社分析室)で検査いたします。
外注委託はございません。安心してご依頼ください。

各項目の解説はこちらから » 「検査項目の内容及び健康への影響について」

検査項目セット 主な内容
ビル管11項目
建築物衛生法
一般細菌、大腸菌、亜硝酸態窒素、硝酸態窒素及び亜硝酸態窒素、塩化物イオン、有機物(全有機炭素(TOC)の量)、pH値、味、臭気、色度、濁度
有機物(全有機炭素(TOC)の量)は平成21年4月1日より基準値変更
※亜硝酸態窒素が平成26年4月1日より追加されました
ビル管16項目
建築物衛生法
上記11項目にプラス
鉛及びその化合物、亜鉛及びその化合物、鉄及びその化合物、銅及びその化合物、蒸発残留物
※亜硝酸態窒素が平成26年4月1日より追加されました
消毒副生成物12項目
建築物衛生法
シアン化物イオン及び塩化シアン、塩素酸、クロロホルム、ジブロモクロロメタン、総トリハロメタン、ブロモジクロロメタン、ブロモホルム、クロロ酢酸、ジクロロ酢酸、臭素酸、トリクロロ酢酸、ホルムアルデヒド
ビル管23項目
建築物衛生法
上記11項目+消毒副生成物12項目
ビル管28項目
建築物衛生法
上記16項目+消毒副生成物12項目
ビル管井水7項目
建築物衛生法
平成21年4月1日より8項目から7項目に変更
四塩化炭素、シス-1.2-ジクロロエチレン及びトランス-1.2-ジクロロエチレン、ジクロロメタン、テトラクロロエチレン、トリクロロエチレン、ベンゼン、フェノール類
飲用井戸等11項目+α 一般細菌、大腸菌、亜硝酸態窒素、硝酸態窒素及び亜硝酸態窒素、塩化物イオン、有機物(全有機炭素(TOC)の量)、pH値、味、臭気、色度、濁度の11項目
    +
トリクロロエチレン、テトラクロロエチレン等に代表される有機溶剤
    +
その他、アンモニア性窒素、残留塩素など
51項目(全項目)
平成26年4月1日より50項目から51項目に変更
新基準省令の上欄に掲げるすべての事項
※従前の50項目に9亜硝酸態窒素が追加され、51項目になりました
水道法9項目(基本的項目) ◎主に簡易専用水道・小規模貯水槽水道(井戸水除く)該当施設など
一般細菌、大腸菌、塩化物イオン、有機物(全有機炭素(TOC)の量)、pH値、味、臭気、色度、濁度
水道法21項目+α 一般細菌、大腸菌、塩化物イオン、有機物(全有機炭素(TOC)の量)、pH値、味、臭気、色度、濁度の水道法9項目(基本的項目)
    +
シアン化物イオン及び塩化シアン、塩素酸、クロロホルム、ジブロモクロロメタン、総トリハロメタン、ブロモジクロロメタン、ブロモホルム、クロロ酢酸、ジクロロ酢酸、臭素酸、トリクロロ酢酸、ホルムアルデヒド
上記水道法21項目にプラス
その他必要な項目(配管材など)
水道法40項目 上記51項目から
消毒副生成物12項目からシアン化物イオン及び塩化シアンを除いた11項目を除外したもの
水道法38項目 上記水道法40項目から
(4S.4aS.8aR)-オクタヒドロ-4.8a-ジメチルナフタレン-4a(2H)-オール(別名ジェオスミン)及び1.2.7.7-テトラメチルビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-オール(別名2-メチルイソボルネオール)を除外したもの
水道法49項目 上記水道法51項目から
(4S.4aS.8aR)-オクタヒドロ-4.8a-ジメチルナフタレン-4a(2H)-オール(別名ジェオスミン)及び1.2.7.7-テトラメチルビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-オール(別名2-メチルイソボルネオール)を除外したもの
中央式給湯水(冷水) 11項目、16項目、消毒副生成物12項目など
防錆剤注入 五酸化リンなど

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